「おさんぽ絵日記 2026/08/20」

2026.09.21あー

「おさんぽ絵日記 2026/08/20」

2026年8月26日 天気:晴れ 気温:暑い 場所:佐久穂町

夏は、暑い。
そんな当たり前のことを、まざまざと突きつけられる。

暑い時期は早く涼しくなってほしいと思うのに、
こうやって夏が終わりに差し掛かってくると、何かもの寂しくなってくる。

人間は本当に自分勝手な生き物だ。

ーーー

夏の好きなもののひとつ、もこもことした入道雲。

彩度高めの眩しい空に浮かぶあのもこもこたちを、
部屋に置いた水槽に、ミニチュアサイズにして飼いたい。

手を離したら飛んでいってしまう風船のように、きっと雲は上に上に逃げてしまうので、
水槽にはしっかりと蓋をする必要がありそうだ。

水槽の中では、たまに集まっていたもこもこが散って霧のようになったり、
ご機嫌が斜めになると、また集まって雷を地面に落とすかもしれない。

雲のご機嫌を取るためのおやつはなんだろう。
いや、それよりも、空はどうやって作ればいいだろう。

今の所、いい案は浮かばない。

刻々と変わっていく雲の形は、何時間見ていたって飽きない。
特に、お気に入りの町の風景の背後にあると、ついにやにやしてしまう。

佐久穂町の、八千穂高原IC近く。
トラックが通るとぐらりと地面が動く、橋の上からの景色。

車を運転中、信号が赤になったら、むしろラッキーだ。
じっくりと景色を楽しむことができるから。

わたしはあの景色の、どこが好きなんだろう?
建物と、橋と、川と……

絵を描きながら気づいたのは、いっぺんにたくさん見える看板。
イタリック体で、少し優雅な文字もいい。

あとはやっぱり、信号と電線。
夏の空を区切るたくさんの電線が、たまらなく好きだ。

橋を歩いている人は、ほとんどいないけれど、
下に見える川の水量は、天気によって変わる。

そもそも、川なんだから、常に水が流れ続けている。
変わらないように見えるけれど、実は一瞬たりとも同じじゃない。

そう考え始めたら、わたしたちはいろんなことに対して、明日もそこにあるはずだって勝手に思いこんでいるって気づいた。
誰も、そんなことは保証なんてしてくれないのに。

三角コーンとコンクリートブロックが置かれている。
こういう「コーディネートのワンポイント」的な存在が、町の風景をさらに愛おしくしていると思う。

三角コーンは、割れていたり、ひしゃげていたりしていることも多いけど、ここに置いてある個体は、すくすくとお日様を浴びていた。