道ばたの石ころさえも、おもしろく。ーー私たちについて
「いつもの風景も、視点を変えたら、違う景色に見えてくる。
すると、道ばたの石ころさえも、おもしろく。
日々が、ほんのちょっと、愛おしく」
こんなコンセプトを掲げて、小海・佐久穂町の楽しみ方をご紹介している、こうみ・さくほ通信編集部です。2026年春より「(カッコ)的眼鏡」と題してWEBメディアの運営をスタートします。私たちが、どこからきてどこへ向かうのか。はじめに少しだけ、ご紹介させてください。
まちに出かけて気づいたこと

私たちのはじまりは、2017年に佐久穂町ではじまった「さくほ通信」。町内外の若い世代に向けた情報誌として、タブロイド誌などを発行してきました。
2024年からは、おとなり小海町との共同制作「こうみ・さくほ通信」としてリニューアル。インターネットでは探せない気になるスポットやストーリーを取り上げる媒体として、真正面からは少しズレた、斜めの目線で地域について掘り下げていきました。
取材を通じて町のあちこちに出かけてみると、だんだんとわかってきたのです。一般的な観光などの楽しみ以外の、町の魅力が。
確かにここには都会的な楽しみや、話題のスポットがたくさんあるわけではありません。けれど、だからと言って、地方の“なんにもない”まちと言ってしまっていいのでしょうか? もっとじっくりと、よーく目を凝らして見てみれば。こんなにいろんなものが、あるじゃないですか。
歩みを止めて、足元を見てみよう

少しだけ視点を変えてみると、いつもの風景が違う景色に見えてきます。そうすると、毎日通る道でさえも、おもしろく感じられるものです。騙されたと思って、まずは道ばたのその石を、手にとってみてください。どうでしょう。石の形、質感、種類、どこからきたのか、なぜここにあるのか。考え始めると、キリがないと思いませんか?
確かに、車で通り過ぎるだけだと見逃してしまうかもしれません。でも、ちょっと歩みを止めて足元を見るだけで、そこに広がる色々な世界に気づくはず。
石ころのみならず、普段見過ごしがちな、日常の景色に潜むおもしろさ。そこに滲み出る、人々の気配やあたたかさ。なんでもない風景かもしれないけれど、そこに愛おしさを感じるようなものやこと。
町にはそんなたくさんの魅力があふれているのです。
町を見るための眼鏡を探しに
不思議なもので、ひとつそのような風景が見えると、他にも同じようなものが見えてきます。ぼんやりとしていたものが、くっきりと輪郭を持って迫ってくるのです。まるで、眼鏡をかけたときのように。今まで見えていなかったものが、だんだんと浮かび上がってきます。
2026年からスタートするこの新しいWEB版では「(カッコ)的眼鏡」と題し、私たちが見つけた“(なにか)を見るための眼鏡”をたくさん並べていきたいと思っています。町に住んでいる人も気づいていなかったあんなことやこんなことまで、編集部の独断と偏見で(!)発掘します。
一般的な観光案内や、流行の情報とは少し違うかもしれません。けれど、胸がどきどきしたり、あたたかさを感じたり、息がはずんだりするもの。そういうものを探して、私たちは今日も、町へ出かけていきます。
私たちの、町の見方や楽しみ方。なんだかおもしろそう、と思ってもらえたら、ぜひあなたも町に出かけてみてください。私たちの眼鏡が、みなさんそれぞれの自分だけの町の楽しみ方を見つけるヒントになったら、うれしいです。